近距離の引っ越しなら1日で終わりますが、長距離の引っ越しは数日かかることがあります。
たとえば300km程度なら2日間は考えていたほうがいいですし、1000kmの距離だと4日ぐらい掛かることもあります。
そのため、遠方への引っ越しが決まれば早めに引っ越しにかかる日数を考慮し、逆算してスケジュールを組むほうが良いでしょう。
また、遠方への引っ越しとなると費用が掛かるので、少しでも荷物を減らすことを考えたり、相見積もりをとったりしてできるだけ料金が安い業者を探すようにしましょう。
遠方へ引っ越しする場合、どれくらいの日数が掛かるか気になりますよね。
急な転勤や単身赴任など、あまり時間がない中で準備を進めなければいけないこともあるでしょうし、引っ越しとなると役所への手続きや荷造りだけでとても時間が掛かります。
そのため、実際に引っ越しするのに掛かる日数を把握することはとても大切です。
そこで今回は、移動距離ごとに実際にかかる平均的な引っ越しの日数をご紹介します。
費用を安く抑えるコツなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
当然ですが、引っ越しにかかる日数は引っ越し先の距離によって大きく異なります。
そのため、引っ越し先が決まれば初めに自宅から引っ越し先までの距離を調べておきましょう。
たとえばGoogleマップなどの地図アプリを利用すれば簡単に距離を測れます。
初めに今住んでいる住所を入力し、次に「距離を測定」をクリックして目的地である引っ越し先の住所を入力します。
そうすると、すぐに自宅から引っ越し先までの距離を調べることができます。
このとき、忘れずに移動手段は自動車にしておきましょう。
このように引っ越し先が遠方である場合はあらかじめおおよその距離を調べておくと、引っ越しにかかる日数の見当がつくので引っ越しの段取りをスムーズに行えます。
目的地までの距離によって引っ越しにかかる日数は変わりますが、では、どれくらいの距離ならどれくらいの日数がかかるのでしょうか。
ここではおおよその目安をご紹介します。
200km未満
たとえば引っ越し先が近隣の県のように200km以内であれば移動は長くても3時間程度ですから、ほとんどの場合、引っ越しは当日に完了します。
3~4人暮らしのファミリーでの引っ越しでも、引っ越し作業に4~5時間かかったとしても、200km以内であれば作業はすべて当日に終了するでしょう。
200km~500km
300km程度であれば1日で往復できる業者もありますが、引っ越し作業をする時間も必要なため、当日に引っ越しを完了させるのは難しいと言えます。
念のため2日間を想定していたほうが無難です。
~800km
途中で休憩を挟む必要があるので片道10時間以上はかかるでしょう。
そのため、作業時間も入れると3日程度は見込んでおきたいところです。
~1000km
荷物の少ない単身の引越しであれば3日で作業を完了させられるかもしれませんが、荷物の多いファミリーの場合は4日ほどを想定しておくほうがいいでしょう。
ここでは長距離の引っ越しの際に気をつけたいことについてご紹介します。
宿泊先の確保
引っ越しなのに宿泊先というのは意外かもしれませんが、引っ越しが複数日にまたがる場合は自分が泊まるところを確保しておかなければいけません。
もちろん、第一候補は引っ越し先になるわけですが、新居にはまだ何も届いてないわけですから、たとえば寝具代わりになるものやカーテン、トイレットペーパー、歯ブラシなの日常品をあらかじめ用意しておく必要があるでしょう。
また、ガスや電気などの使用開始手続きも事前に行っておく必要があります。
新居ではなく、ホテルや旅館などの宿泊施設を利用するのもいいでしょう。
長距離の移動で疲れが溜まっているはずなので、宿泊施設のほうがゆっくりと休めます。
どちらにするかは日程や予算に合わせて決めましょう。
搬入時間の確認
また、長距離の引っ越しで絶対に忘れてはいけないことは、業者への事前確認です。
引っ越し先が遠方になると積み込みと積み下ろしが別の営業所になることがあるため、営業所間での伝達ミスというのはよくあることです。
特に搬入時間が間違っていると予定がすべてくるってしまったり、約束の時間に荷物が届かなかったりすることになるので、前日に必ず確認の連絡を入れましょう。
長距離の引っ越しの場合は作業員にかかる負担が大きくなるので、どうしても費用は高くなってしまいます。
そのため、少しでも安く抑えられるよう、お得に引っ越しするコツをご紹介します。
混載便の利用
荷物が少なかったり、一人暮らしだったりする場合は、引越し業者が行っている混載便を利用してみてはいかがでしょうか。
混載便とは1台のトラックに複数の方の荷物を一緒に積み込んで輸送するサービスのことですが、トラックを借り切るチャーターではなく複数の荷物を同時に運ぶことで料金を抑えることができます。
ただし、ほかの方の荷物の搬出スケジュールと合わせる必要があるので余計に時間が掛かったり、荷物の量を制限されたりする可能性があることがデメリットになります。
帰り便を利用する
たとえば目的地から引っ越し前の居住地に近くへ引っ越ししてきた人がいれば、その帰りのトラックは空の状態なので、そこに格安で荷物を積んでもらうという手もあります。
ただし、これはかなりレアケースになるのであまり期待できませんが、見積もりを取るときなどに聞いてみてもいいでしょう。
家具や家電を新調する
引っ越しを機に家具や家電を新しく買い揃えると、そのぶん荷物が減って引っ越し費用が安くなります。
家具や家電は購入時に時間を指定して配送してもらえばいいでしょう。
もちろん、家具や家電の購入費が必要になりますが、心機一転、新しいスタートを切るのも悪くないでしょう。
また、配送費は購入金額が大きければ無料になる会社が多いので、上手に利用しましょう。
引っ越しをするときは「相見積もり」といって、複数の業者から見積もりを取って、一番条件の良い業者に依頼するのが一般的です。
そのため、複数の業者に問い合わせることになるのですが、最近は同時に複数の業者から見積もりを取れる「引っ越し見積もりサイト」があるので、そのようなサイトを上手に活用しましょう。
もちろん、無料で利用できます。
ただし、あまりにも多くの業者に見積もりを依頼すると一気に大量の連絡が入り、電話やメールの対応に追われることになります。
そのため、事前に各業者の評判などを調べ、厳選した数社に見積もりを依頼するのがいいでしょう。
ここまで見てきたように、遠方への引っ越しはしっかりと計画してのぞまないと大変なことになってしまいます。
急に引っ越しが決まるとバタバタして計画どころではないかもしれませんが、今回の記事を参考に逆算してスケジュールを組むなどぜひ余裕を持って準備を進めてください。
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