マイホームの購入にあたり、多くの方が住宅ローンを利用します。
しかし、さまざまな事情で土地だけを購入する場合でも、住宅ローンは利用できるのでしょうか。
この記事で解説しますので、愛知県岡崎市で土地の購入をご検討の方はぜひ参考になさってください。
土地だけ購入する場合でも住宅ローンは使える?
住宅ローンは生活に必要な住宅の購入やリフォームのための融資であるため、土地の購入には利用できません。
しかし、将来住宅を建てるために購入する土地であれば、つなぎ融資や土地先行融資を利用可能です。
つなぎ融資とは、自己資金だけでは土地の購入や着工が難しい場合に、資金を補うことを目的とした融資のことです。
土地先行融資は、建物より先に土地の購入費用に充てられるローンで、つなぎ融資とは違い土地購入時と建物の引き渡し時の2回融資を受けられます。
土地と建物の合計借入額を一括で審査されるため、建築プランの資料もそろえる必要があります。
ローンを利用して土地を購入する流れとは?
ローンを利用して土地を購入する流れは、以下の3ステップになります。
●買付証明書の提出
●住宅ローンの事前審査
●売買契約
購入したい土地が見つかったら、不動産会社へ買付証明書を提出します。
買付証明書は購入の意思を伝えるもので、正式な契約ではないため取りやめたとしても違反にはなりません。
次はローンの事前審査をおこないます。
金融機関に申し込みをする際には、建物の図面と見積もり書の提示が必要です。
また融資を受けるためには、その土地にどの程度の価値があるかを評価しなければならず、土地の評価額が融資額の決め手となります。
土地の評価額は、公示地価、基準地価、路線価、固定資産税評価額の4点をもとに算定されます。
最後に不動産会社による重要事項説明を経て、問題がなければ正式に売買契約を締結します。
ローンを利用して土地を購入する場合の注意点
つなぎ融資や土地先行融資の注意点は、通常の住宅ローンよりも金利が高いことが挙げられます。
通常の住宅ローンの金利が約0.5%であるのに対し、つなぎ融資などは数%まで上がる可能性があります。
工事が長引くと返済額がかさんでしまうため、しっかりと建築プランを練ったうえでローンを申し込みましょう。
また、つなぎ融資は住宅ローン控除を受けることができない点も注意しましょう。
住宅ローン控除を受けるために必要な「借入期間が10年以上」という要件が、借入期間が通常1年であるつなぎ融資では満たせないためです。
控除が受けられるか否かは大きな差になるので、念頭に置いてローンを利用しましょう。
まとめ
住宅を建てる目的で土地を購入する場合、住宅ローンは利用できませんが、つなぎ融資や土地先行融資を利用可能です。
ローンを利用するときの流れと注意点や把握し、賢く土地を購入しましょう。
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