物件を購入するときは内見に気を取られがちですが、実際に住むとなると周辺環境がとても重要になります。
そのため、物件の下見が終わったあとは、物件周辺を散策することをおすすめします。
今回は、そんな周辺環境をチェックするときのポイントについてご紹介します。
物件を契約する前に街の雰囲気を知るために散策しよう
物件周辺の環境を調べるなら、まずは街の雰囲気を知ることが大切です。
一般的に物件の内見は不動産会社の担当者が同行しますが、その際、車で移動してきたなら車窓から町を観察してみてもいいでしょう。
もちろん、担当者に街の様子などを聞いてみるのもいいかもしれません。
もし電車で来るようなら、駅周辺の環境やコンビニ、商店街、ドラッグストアなどがあるかなど、普段自分が利用しているような店があるかをチェックしておきましょう。
また、現地待ち合わせの場合は物件の内見が一通り終わって、引っ越ししてもよさそうだと思ったら、物件周辺を散策してみましょう。
特に遠方からの引っ越しを考えている人は、せっかく足を運んだのですからいろいろと情報を集めたほうが物件選びの参考になります。
女性の場合は人通りの多い道の確認や、最寄りの交番の位置などを見ておくと、万が一のときに安心です。
このように自分の目で周辺環境を確認することがとても大切ですが、街の情報に詳しい不動産会社の担当者にあらかじめ話を聞いてから散策するほうが効率的かもしれません。
内見のときに物件の周辺を散策するのはとても良いことですが、気に入った物件の場合はできれば曜日や時間を変えて下見をすることをおすすめします。
なぜなら、たとえば内見した日が休日なら、自動車や工場の音などが少なくなっている可能性があるからです。
もし遠方から来ているようなら、忘れずに不動産業者に確認しましょう。
また、子どもの声も意外と気になるものですから、近くに保育園や幼稚園、小学校などがあるかなども確認したほうがいいでしょう。
さらにおすすめなのが、日が沈んだ頃に訪れて、夜の雰囲気を感じることです。
午前中や昼間とは、また違った雰囲気を感じることになるかもしれません。
たとえば昼間は人通りが多かった商店街も、夜になると途端に人通りが途絶え、一人で歩くには危険だと感じるかもしれません。
また、近くに飲み屋街があるようなら、夜間は治安が悪くなることも考えられます。
せっかく新しい生活を迎えるのですから、自分が納得するまで何度でも足を運んでみましょう。
ここまで見てきたように、引っ越しの際にチェックするのは物件だけでなく、周辺環境も調べることが大切です。
では、具体的にどのようなポイントを抑えるべきか整理してみましょう。
交通の便はいいか
まず確認したいのは最寄りの駅まで歩いてどれくらいかかるかですが、物件を複数見て回るときなどは不動産会社が車などで案内してくれることがよくあります。
ただし、できれば実際に歩いてみるほうが意外と坂道が多かったり、信号がたくさんあったり、物件案内に書かれていない情報を得ることができます。
また、「徒歩○分」は80メートルあたりを1分で換算したもので信号などで止まることは想定されていません。
そのため、やはり自分の足で歩いてみるのが一番です。
また、物件によっては自転車やバスを使うこともあるでしょう。
自転車を利用する予定があるなら駅周辺の駐輪場の場所や料金、現在の空き状況を確認しましょう。
バスを利用するようであれば最寄りのバス停の行き先や本数などをチェックすることが大切です。
コンビニや商業施設はあるか
生活に欠かせないコンビニや商業施設はどこにあるのか、しっかり確認しておきましょう。
営業時間や休日なども忘れずにチェックしたいところです。
できれば自分や家族のお気に入りの商品が置いてあるか、どのような品揃えかも確認するといいでしょう。
また、小さなお子さんがいるご家庭なら、近くにある公園も忘れずにチェックしましょう。
広くて大きな公園があるようなら、子どもだけでなく大人もくつろぐことができるので、物件選びを選ぶときの参考になるでしょう。
治安の状態はどうか
やはり治安が気になるものです。
治安を知るには、実際に現場の雰囲気を掴むことが大切です。
そのため、物件まで移動するときは人通りの多さや街頭の有無、できれば防犯カメラの位置なども確認できるといいですね。
また、時間のある人は先ほども書きましたが、夜間にあらためて訪れて、帰宅のルートを実際に歩いてみることをおすすめします。
昼間は明るく見通しの良い場所でも、夜間は街灯がなくて暗くて怖いと思うかもしれません。
騒音はうるさくないか
近くに大きな音を出す施設や建物があると、騒音問題で悩まされるかもしれません。
施設の代表例を挙げるとパチンコ店です。
パチンコ店の場合は、ドアを閉めていてもジャラジャラと大きな音が外に漏れることがあるのでよくチェックしましょう。
また、近くに幹線道路が走っていると交通量によっては騒音になりますし、幹線道路から離れていても抜け道になっているような道路が近くにあると、一日中、車が通過する音に悩まされるかもしれません。
ほかにも近くに病院、消防署がある場合も、緊急車両の出入りで夜間もうるさくなる可能性があります。
今回は周辺環境をチェックすることの大切さについてご紹介しました。
物件周辺がどのようになっているかはインターネットを使えばすぐに調べられますが、実際に歩いてみたり、感じてみたりすることでわかることもあります。
特に土地勘のない場所に引っ越しを検討している場合は、ぜひ内見とともに周辺環境の散策もおこなってみてください。
きっと物件選びの参考になる情報をたくさん得られると思います。
私たちワンズ・ホーム岡崎は、岡崎市を中心に売買仲介を営んでいる不動産会社です。
地域密着でお客様の不動産売買を全力でサポートいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓