日々の生活で使う家具はいわゆる消耗品で寿命があります。
ソファやベッドなど、だいたい何年くらい使い続けられるものなのでしょうか。
今回はそれぞれの家具の一般的な耐久年数を見ていくとともに、家具を長持ちさせる方法についてご紹介します。
日々の実用とお部屋の彩りとの両面から、生活にとって欠かせないものですよね。
お気に入りの家具がぼろぼろになってしまうのは悲しいですし、安いものでもないですし、可能ならばなるべく長く使っていたいもの。とはいえ消耗品である以上、寿命というものはやって来ます。
家具の平均的な寿命――耐久年数があらかじめわかっていれば買い替えの目安として便利というだけでなく、安全への心づもりにもなります。
主要なものの耐久年数について、まとめてみました。
①ソファ
ソファとひとくちにいっても形状や素材など豊富な種類が存在します。
なので「ソファの耐久年数は○年」とまとめてしまうのはなかなか難しいものがあります。
本革製のソファは耐久年数が比較的長く10年以上、場合によっては20年近く使い続けられていることもあります。
それに対して合皮製のソファは5~6年くらいの耐久年数を想定しておくのが安心です。
耐久年数を迎えたからといってすぐに壊れてしまうものではありませんし、大事に使っていればもっと長く使い続けられる可能性はあります。
ただし、耐久年数を超えたあたりで座り心地が悪くなったりひび割れたりといったことは起こりうるので、使用上の違和感には気を配っておくようにしましょう。
②椅子
椅子についてもソファと同様豊富な種類があるため、耐久年数をひとまとめにするのは難しいものです。
しかし多くの場合は5年使い続けたあたりで寿命がくる傾向にあるようですので、それがひとつの基準になるでしょう。
クッションを用いているタイプの椅子は特に、クッション部分の座り心地に年季が顕著に表れてきます。
木製のものや丈夫な素材の椅子ならば10年以上使い続けることが可能な場合もあります。
そのため、長く使い続けたいならば素材に注目してものを選ぶということも大切です。
③ダイニングテーブル
ダイニングテーブルの耐久年数は、一般的に5年ないし10年です。
しかし日常的な使用頻度がかなり高い家具であり、食事の際に熱くなったお皿を置いたり食べ物や飲み物をこぼしてしまったりしているうちに傷や素材の劣化が生じる恐れがあります。
そういった傷みや劣化が、はじめは目立たないものでもテーブルを使い続けているなかでじわじわと進行していき、そのうち大きな変形・変色に繋がっていきます。
小さな変化をあらかじめ見つけておくことができれば買い替えのタイミングも察知しやすくなります。無いと困ってしまう家具ですから、こまめに状態をチェックしておきましょう。
④ベッド・マットレス
ベッドやマットレスの耐久年数はだいたい10年ほど。
高級な製品ですともっと長い使用が想定されていることもあります。
とはいえ質の良い睡眠をとるために、ベッド・マットレスの快適性を保つことは重要です。
毎晩使い続けているうちにどうしてもマット部分がへたれていって寝心地に影響してきたり、破れや変色が発生したりしていくものですから、寝づらくなってきたなと感じたら優先的に買い替えを検討されたほうが良いかもしれません。
⑤ラグマット
高品質のラグマットであれば、耐久年数はおよそ10年とされています。
安価なものですと数年ほどで変色やひび割れが発生してしまう場合がありますので、安いからといって購入してすぐ使えなくなってしまい、かえって損をすることのないよう注意が必要です。
家具のおおよその耐久年数を見てきましたが、置き場所や日々の扱いによって寿命は大きく変わりうるものです。
今度はどうすれば家具が長く使えるかについてまとめてみました。
①直射日光を避ける
これは家具だけでなく家電などにも言えることですが、直射日光は素材を劣化させ、変色・変形に繋がる大きな原因となります。
直射日光が当たり続けるところに家具を置いていると、耐久年数どころではなくすぐに傷んで使えなくなってしまう恐れがあります。
できるかぎり直射日光を避けて置くことをおすすめします。
どうしても窓の近くなど直射日光が避けられない位置に家具を置かなければならない場合は、カーテンで光をさえぎるなどの工夫をしましょう。
②風通しを良くする
素材にもよりますが、木製など多くの家具は、湿気や湿気によるカビの発生が大敵です。
湿気のこもらない風通しの良い場所を選んで置いたり、サーキュレーターなどを使ってお部屋の風通しを良くしたりする工夫をしましょう。
空気が乾燥しがちな冬の間は心配ないと思われがちですが、加湿器という落とし穴があります。
乾燥を避けたいあまりに部屋じゅうを加湿しすぎて家具が結露してしまうケースがありますから、注意が必要です。
③衝撃を避ける
ソファや椅子、ベッドなど人が座ったり寝転んだりする家具はとくに、乱暴に扱って中の骨組みやクッション材を傷めてしまわないよう注意しましょう。
勢いよく腰かけたり上で跳ねたりすると、製品の劣化を早めてしまいます。
もちろん日常的に使うことを目的とされて作られたものであり、使う限りはどうしても劣化は避けられないので気を使いすぎるのも問題ですが、必要以上の負担はかけないように、大事に扱うのが長持ちの秘けつです。
④こまめな掃除・メンテナンスを心がける
家具についた汚れをそのままにしておくと塗装の変色に繋がったり、小さな傷を放っておくと少しずつ広がって大きな破損となっていったり、メンテナンスを怠ることも寿命を早める原因になります。
家具は定期的に掃除をし、状態を確認しておくようにしましょう。
劣化具合をチェックすることでおおよその買い替え時期を想定しておくこともできます。
今回は家具の寿命について見ていきました。
おおよその寿命の目安を把握しておくのは大事なことです。
しかしそれはあくまで目安であって、置きかたや扱いによっても寿命が大きく変わってくることはぜひ心に留めておいてください。正しく丁寧に扱えば、それだけ長く活躍してくれることでしょう。
せっかく購入した家具なのですから、定期的なメンテナンスも忘れずに、できる限り長い間使えるようにしたいものですね。
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